永瀬豊

生き方・哲学・人生論

2023年の運勢【干支で占ふ】令和五年みずのとう癸卯

そろそろ皆さまも来年の手帳だったり日記帳であったり、カレンダーなどを買はれた頃でせうか? まだ買ってない!といふ方も、もうとっくの昔に買ったよ!といふ方も真新しい手帳を開いたり選んだりする瞬間はなんだかとてもワクワクしますよね。 来年に向け...
随筆・本・書評

essay【むかし買った古本に挟まれてゐたある切り抜き新聞の話】

或はエドガール・モラン「ソ連の本質」について 人間の本質は関連付けることにある。 関連付けるとは、運命性であったり偶然性であったり、 何かが起きたときに、これは〇〇があったからだとか、 〇〇によって引き起こされたのだとか、 AとBとがまった...
随筆・本・書評

バヤリースと田中美知太郎

ふとしたきっかけの、ふとした瞬間に、僕らは生きてゐる。 いまここにかうして僕がポチポチとPCを打ち込みながら空調の効いた部屋で蝉の声を聞きながらこの文章を書いてゐるといふことも、ふとしたきっかけのふとした瞬間の偶然性の中で生まれたただただ必...
随筆・本・書評

【雑文】水無月に思ふこと

カミュの「異邦人」と祖母の死 祖母が先日亡くなった。91歳、大往生ではあるが最後は少し本人辛い気持ちもあったであらう。ここ数ヶ月はいつどうなっても不思議はない状態ではあった。順番だから、とは思ひつつも、葬儀を経て、骨になってしまふ姿を見れば...
随筆・本・書評

「LIFE SHIFT / ライフシフト」

選択できる世の中に生まれて感じる不幸の度合ひ いま、ぼくが、この文章を書いてゐるときにウクライナでは生きるか死ぬかの防衛戦を繰り広げてゐる。 それは、ぼくが、それを選び日本人で生まれるかウクライナで生まれるかの選択をしたわけではない。 ぼく...
永瀬豊の場合

ぼくが入院してる間に起きた事【急性膵炎からロシアの暴挙まで】ウクライナへの侵攻について考へる

急性膵炎とウクライナ侵攻 ・ぼくは2022年の2月22日の2が並ぶ歴史的な日に急性膵炎で救急搬送された。コロナの影響もあってなのか、地元である市の財政難もあってなのか、急性期に病院をたらい回しにされ、だいぶしんどい思ひをした。どうにか最終的...
永瀬豊の場合

【入院してわかった】世の中にはやっぱりいろんな人が居る‼︎…ムムムな人3選【大事にすべきポイント3つ】

入院ってツラいですよねぇ… どんな病気だらうと人それぞれ 痛みや苦しさはマチマチですが 一緒なのは、ただただみんな 「ツラい‼︎」といふこと… 入院してみるといろんな人の いろんな人間模様が見え隠れして… (隠れてゐないけれども笑) そんな...
随筆・本・書評

books【脱・犬の道】今年は積読を読んどく年

旧正月が2022年はちょうど2月1日で、なんだか新しいことを始めるには区切りよく、このブログを更新するのにもちょっと乗り気になったので筆を進めてゐる。去年の暮、今年はブログを毎日更新したいなと、心に思ってゐたが、現実はまたそれほど安易で簡単...
随筆・本・書評

essay【コビト戦争】COVID-19 WARの時代

コロナはただの風邪と言ってゐる人に告ぐ“風邪の怖さを知らない人たちへ” ・コロナはただの風邪だと言ふひと達が居る。いやむしろ最初から、あのダイヤモンドプリンセスの頃から、いや、その遥か前から、そもそも風邪と呼ばれる症状のうち10~15%ぐら...
永瀬豊の場合

茶道日誌005 夜学蓋置(やがくふたおき)

ことしも残すところあと僅か(数へてみるとあと15日)もういくつ寝るとお正月と言ってもよいぐらゐに、残り僅かな2021年令和3年。辛丑(かのとうし)の時期も終はりを迎へる、壬寅(みずのえとら)へと推移していく経過地点。今年の初めにスタートした...