2023年の運勢【干支で占ふ】令和五年みずのとう癸卯

生き方・哲学・人生論

そろそろ皆さまも来年の手帳だったり日記帳であったり、カレンダーなどを買はれた頃でせうか?

まだ買ってない!といふ方も、もうとっくの昔に買ったよ!といふ方も真新しい手帳を開いたり選んだりする瞬間はなんだかとてもワクワクしますよね。

来年に向けて、この真っ白なページにどんな予定をたてようかなぁ?なんてウキウキモードだったりするそんなあなたに、

【干支で占ふ】来年(2023年)の運勢をお届け致します!

全体の参考は、安岡正篤先生の名著「干支の活学」によりますので、ぜひこちらを手元において来年の成行きを心に置いておきませう。

では、解説です。

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令和五年2023年「みずのとう癸卯」

「癸」は「揆」であり、僕らが子どもの時分習ふ単語では「百姓一揆」などで、

意味としては「はかる測る」といふことである。

「揆一きいつ」道は同じであるといふこと、「揆度きたく」おしはかること、法則。

「卯」は兎ではなく「茆かや=茅」の方であり、しげるさま「茆ぼう」冒涜ぼうとくなどの「冒」おかすといふ意味である。また、茂る、茨、こんがらがるとどうしようもないイメージ。陽気の衝動である。

「茆檐ぼうえん」かやぶきの家、「茆屋ぼうおく」かやぶきの家、粗まつな家、自分の家の謙称、「茆茨不剪ぼうしきらず」質素な生活、「茆盧ぼうろ」かやぶきの小屋、「如茆斯抜ぼうのここにぬかるるがごとし」一本の茅を抜くと何本も一緒に抜けてくるやうに多くの賢者が相次いで用いられること。

まとめて「癸卯」を表せば「正しく筋を通していけば繁栄するが、これを誤ると収拾つかなく動乱していく」といふ意味になる。

来年「甲辰きのえたつ」旧体制崩れて辛抱強く正しく進める年、再来年「乙巳きのとみ」誤魔化しにケリを付けて溌剌と進む年、そして「丙午ひのえうま」ここをうまく乗り越えていかねばならない年……。

来年を力強く生きていくために「3つの提案」

本年までの「壬寅みずのえとら」

色々と発生した問題を孕んでぐんぐんと伸びてきた年、世界的にも国内的にもまさに干支の通りに進んできたその様子は、みなさまが一番よくおわかりのことでせう。

まだまだ終はらぬ諸問題は、

来年、「正しく筋道を立てて処理していかないと本当に収拾つかなくなってしまふ」ことでせう。

癸卯は、正しく道理をすすめ、険しくシンドイいばらの道の中を誤ることなく、前へ前へと進めて行かねばならぬ年となるのです。…

具体的にはどうしたらよいの?

具体的にはどうしたら…

そんなあなたに提案です、シンプルな自己の整理整頓を今年中にしてみてはいかがでせうか?

  1. これからの自分年表を作る(20年後の自分をプランニングする)
  2. 身の回りの整理整頓をする(部屋の掃除、散らばった品々の整理、スマホの内部整理、ライフプランの整頓)
  3. 大切な人と大事な時間を過ごす(時間は有限、いつでも会へると思ってゐるともう会へなくなるかもしれない)

自己のポジショニングとこれからのライフプランを整理できたら、あとは毎日を一歩一歩進めて生きていくだけです。そして、ふとしたタイミングでまた自作した年表ライフプランを振り返ってみて、直すところは直し正し、フレキシブルに筋は通しながらも、人生の流れを世界の流れに乗せながら、一度きりの人生、自分だけの人生を清く正しく自分らしく存分に生き抜いていきませう。

運勢とか占ひは地図やナビに似てゐます「干支で紐解く人生マップ」

最後にひと言。運勢や占ひ、それは地図やナビに似てゐます。

目的地への道筋や知らない土地での案内にはたいへん助かるツールです。

しかし、あくまでツール、道具なのです。それを使って実際に人生の歩みを進めるのはあなた自身です。

あなた自身が決めて、あなた自身が歩むこれからの人生、後悔のないやうに生きていきませう。

干支はそんなあなたの人生の地図になる一つのツールです。

知らないよりは知っておいた方が、これからの人生、生きてく上で幾分かきっと進みやすくなることでせう。

それでは、また。

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