2022年【干支で読み解く生き方】壬寅はどんな年になる?

永瀬豊の場合

はじめに(細木数子さんの功罪)

ことしも気づけば早くも12月。

2021年は、みなさまにとってどんな1年になったでせうか?

さて先月、六星占術で一世を風靡した細木数子氏がお亡くなりになりました。

ぼくが個人的に思ふ彼女の功罪は、大殺界といふ節目を人々に与へることで

良くも悪くもその人の生き方に、意識的なアクセルとブレーキを作り出したことでせう。

もうひとつは安岡正篤の名を後世に繋げる架け橋と結果なったこと。

個人的に一番大きな仕事はこの安岡正篤の名を自らに付随させこの世を去ったことである。

今年の振り返り(2021年の干支は辛丑かのとうし)

さて、まずは今年1年を振り返ってみよう。

昨年の終りに書いた記事も参考にどうぞ↓↓

関連記事「干支(かんし)から紐解く2021年運勢を占ふ」

辛丑かのとうし

  1. 更新自新すべき年である
  2. 大切なことは悪いものは排除し良きものを伸ばすことである

今年の始め、大きく見積もってそんな年になるであらうと述べてゐた。

そんなこともあってか、今年

個人的に

  1. お茶を(茶道)を始めたこと
  2. コロナ禍によって大切なものがより顕著に見える化したこと

上記2つによりギリギリに人間が腐らずに生きてこれたかと今振り返って思ふ。

withコロナの時代が現実に進み、多様性と複雑性が増すこの世界で

ぼくらはどう生きていくのか、

この記事が、その道標の1つとなれば幸いです。

では、今年を紐解いていきませう。

令和4年2022年壬寅(みずのえとら)

壬のもつ意味

類語:妊(孕む)任(担ふ)

壬人といへば、おもねる、へつらふ人のこと

この年は人事に特に気を配らねばならない。

寅のもつ意味

字義:進む意と共に敬ふ意

畏れつつしむ、進むべきときこそ慎重に助け合ひながら。

虎変、上に立つものこそまずは良く変はることを形で見せるべき。

壬寅の持つ意味

いよいよもって変はって進んで行くとき。(進むものは勝手に進む

大切なことは、良く変はって助け合ひながら慎重に行くこと。

そのためには、上に立つものからまずは変はり形を示すこと。それに耐へること。

人事には相当気をつけ悪しきモノを上に据ゑては断じてならぬ年。

もし奸佞邪知なる人物をそのままにしておけば、次の年に向けまた酷いことになる。

やるべきこととやってはいけないこと

よって、来年2022年「壬寅」の年には、

  1. 人事には気をつける(責任のある地位の人がどう生きるか)
  2. 虎変、よくわからなかったものをはっきりと良くし示す(上が変はりわかりやすく示す)

やるべきこと

  • 物事は勝手に進んでいくので、助け合ひ慎重に良い方向に進めていくこと
  • 任命する際には、良き人物最良な人物を据ゑること
  • 上に立つものは自ら示すために、虎変(乃ち、はっきりと明確にわかりやすく良く示す)こと

やってはいけないこと

  • 奸佞邪知なる人物を跋扈させること
  • 自らが変はるのではなく他人に変化を求め人のせいにすること
  • 慎重さを失ひ勝手に進むものの方向が大切なのに加速度を気にすること

おわりに(干支の活学が生きる年に近づく)

はじめに述べた、安岡正篤さんの話。

ぼくが参考にし、この記事を書くバイブルとなってゐる本

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2022年、その次の年2023年はこの本の起点となってゐる癸卯の年に戻る。

だから、ぼくがこんな風に読み解かなくても

安岡正篤氏の「干支の活学」を読めば

自ずとよりわかりやすくそこから30年ほど先まで紐解ける、

まさに「生きるための指針バイブル」となる。

みなさま一読されるとよいと思ふ。

蓋し、人とは忘れやすく悪しきに落ちやすいもの。

毎年、このやうに気を改めることは生きるためには必要不可欠な小休止なのであらう。

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