はじめに
さて、これを書き始めてすぐに能登半島で元日に大きな地震がありました。今現在(1/17)未だに全容つかめないほどの未曾有の出来事です。まずは亡くなった方々への黙祷と被災者の方々が1日も早く日常へ戻れますことを心より祈ってをります。今日は阪神・淡路大震災から29年経った日でもあります。日本といふ場所に住む人々の宿命でもあるこの自然の脅威に我々はこれからも臨んでいかねばなりません。
昨年の振り返り
昨年の癸卯(みずのとう)は「筋道をたててしっかりと処理すれば万事繁栄に導かれる年」であった。しかしその一方で卯はボウであり茅・茆、茂に通ずるものがありイバラといふ字である、つまりはともすればこんがらがってしまふ年でもあった。
みなさまの昨年2023年…令和五年は振り返ってみていかがだったでせうか。
個人的には、公私ともに色々な動きがあり、すべては万事良い方向に向かって「筋道を立てて公道できた」かなと思ってをります。
さて、今年はどんな年になりますでせうか。本年も故安岡正篤先生の「干支の活学」より紐解いていきませう。
令和六年2024年「きのえたつ甲辰」
甲は鎧で鱗、よろいをつけた草木の芽がその殻を破り頭を少し出したといふ象形文字。
この自然の機運に応じて旧来の陋習を破り革新の歩を進めねばならぬ年。
辰は振・伸・震と通じる。理想に向かって辛抱強くかつ慎重にいろいろの妨害や抵抗と闘ひながら歩を進めていく意味。
甲辰は、革新的な歩みを進めるに当たっての外界の妨害や抵抗、それとの交渉や動揺を表してゐる。
昨年の状態がよければ万事芽を伸ばす方向へと進んでいく年。昨年が思ひのほか厳しければ本年はより厳しく殻を破っていかねばならぬ年。そして来年は乙巳、旧体制の終止符、新たなる体制を堂々と進める年。
甲=はじまる。つつしむ。
辰=さかんになる。ふるへる。
私事:40のパーソナル
- 清潔感
- ポジティブ
- 聞ける人
- 余裕
- 自信
提言:公私集個の座標軸的生き方
町の集会や政治的な動き、習ひ事や旅行あそび、同窓会や地元の集まり、仕事や執筆、それぞれのバランスを四つのポイント座標軸で考へる。
しまひに
人生は綱渡りであるのなら両手に持つ平行棒は平衡でなければならない
コメント